スペイン、アルバセテが産んだ最高品質ワインが日本上陸!
Bodegas Carrascas(ボデガス・カラスカス)は、スペインの醸造コンサルタントとしては先駆者的な存在として知られる、Ignacio de Miguel(イグナシオ・デ・ミゲル)氏をコンサルタントに迎え生み出された、ラ・マンチャ州アルバセテ県の南西に位置する「El Bonillo(エル・ボニージョ)の美しさを引き出し、創造し、そしてデザインする」というコンセプトで生み出された野心的なブランドです。
■権威あるフランスワイン誌が選んだ「スペインの神ナイン」Ignacio de Miguel(イグナシオ・デ・ミゲル)とは?
ミゲルは革新的なワイナリーとして知られる、マルケス・デ・グリニョンのカルロス・ファルコに見初められ、グリニョンの様々なポジションでワイン作りを学んだスペインを代表する醸造コンサルタントです。
2006年にはスペインの有力ワイン専門誌シバリタスにて「今年の人」に選ばれる栄誉を、更にフランスで最も有力なワイン誌La Revue du vin de Franceのスペイン特集で「9人の神々」の一人としてピーター・シセックやアルバロ・パラシオス、テルモ・ロドリゲスなどの名だたる生産者達と並び紹介されるほどの人物です。
そしてミゲルの最も得意とし、評価されているのが「ゼロからワイナリーをスタートさせ、一気に高品質なワインへと成長させる」コンサルタントです。カラスカスはそのミゲルの最も得意なノウハウを最大限に採用し誕生しました。
■隅々まで行き渡ったミゲルのノウハウにより生み出されるワイン
なぜ、ミゲルがゼロからのワイナリー作りが得意なのかというと、ゼロからの方が合理的にブドウ栽培をできる環境を作れるからです。すでに手の加えようがない畑を改善させるよりも、合理的に作られた畑で100%管理の行き届いた完璧な畑仕事は圧巻とも言えます。例えばスペインではまだ多く見受けられるゴブレ(株仕立て)ではなく、支柱を立てワイヤーを張った垣根で仕立てられます。更に植樹率も高く(樹の間隔を狭めて植樹すると隣り合うブドウ同士が競争することで根っこが養分を求め、より深く深く成長しやすくさせる事が目的)、一目で畑が完璧に管理されていることが理解できます。更にブドウの生育環境もユニークです。大陸性気候に加え標高1000mに位置する栽培環境は、夏は暑く冬は寒く、夏場は昼夜の寒暖差が大きい為、ブドウの成熟をゆっくりと促し風味豊かなアロマをワインにもたらします。それに加え畑の周辺は丘陵に囲まれ、タイムやローズマリーなどのハーブやヒノキや樫が自生し、まるで地中海沿岸のような香りが畑に漂う為、ワインに特有のガリーグ(ハーブ等の香り)を与えます。その独特なブドウの生育環境から「大陸性気候と地中海性気候、更には伝統と革新の完璧な融合」をコンセプトにワインが生み出されます。
*テイスティングノート
外観 : 清潔感があり輝きのある麦わら色。
香り : デリシャスアップル、金木犀、白い花、白桃のようなトロピカルな香り。
味わい : ドライな味わいは引き締まっており、酸味が心地よく、余韻も長い。